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きくたまことが『少女歌劇団ミモザーヌ』を卒業。「これからも少女歌劇団の未来を全力で応援していく」

吉本興業のプロジェクトから生まれたShowtitle所属『少女歌劇団ミモザーヌ』の冬公演「Winter Story 〜 きくたまこと卒団公演 〜」が、19日(日)に東京・青山の草月ホールで上演されました。

この公演は1期生として入団した、きくたまことの卒団公演。ショーの最後には、これまで最年長としてメンバーを引っ張ってきたきくたが、3年間所属したミモザーヌへの愛と感謝を語り、涙と感動のステージとなりました。

鍛え抜かれたステージで観客を圧倒する少女たち

総合演出を『サクラ大戦シリーズ』などで知られるマルチクリエーター・広井王子が務める少女歌劇団ミモザーヌは、10代の少女たちの成長を見守る新しいライブエンターテイメントです。メンバーは20歳になったら卒業することが決まっており、限られた時間の中で学業と両立しながら、歌、ダンス、アクロバットなどで世界に通用するエンターテイナーに成長していきます。

今回のショーも、メンバーたちは自主練や土日の全体練習、リモート練習などを必死に重ね、本番の日を迎えました。

ショーが始まると、ミモザーヌは歌と踊りで観客を圧倒します。

今回の公演の特徴は、歌だけでなく芝居も入った構成のショーになっていること。きくたまことがストーリーテラーとなり、男の子と女の子の別れの物語がミュージカル調で描かれていきました。

少女たちはジャズやヒップホップを踊ったり、動物の着ぐるみで歌ったりと、多様な表情を見せながらパワフルにステージを駆け回ります。観客も自然と体を一緒に動かしたり、拍手をしたりと、楽しみながらステージを見つめていました。

きくたとメンバーの最後のステージ

休憩を挟んだ第二部では、先ほどとは一転して吉本興業から生まれたプロジェクトの劇団らしく、お笑いコーナーが開かれます。特別応援ゲストとして尼神インターの渚と誠子が登場し、いわなみゆうか、もうりさくら、すずきみあいムェンドワの3人が、綱引き、風船リレー、リンボーなどの様々な種目に挑戦しました。

少女たちは競技を全力で行いながら、トークでもボケや突っこみを連発。そんな少女たちを見て、誠子は「さすが吉本やね」と感心。渚は「芸人がおる時は、もうちょっと面白くなくてもいいで」と笑い通しで、バラエティーへの対応力も垣間見えていました。

1部2部とあっという間に進み、歌、ダンス、お笑いなどで盛り上がったステージはエンディングの時を迎えます。

最後に卒業を迎えるきくたまことが、1人でステージに登場しました。

2019年春に1期生として入団したきくたは、オーディションの時から素晴らしい歌声を響かせ、審査員の満場一致で合格を果たしました。その後は、最年長として年下メンバーを鼓舞しつづけたきくたが、目に涙をためて卒業のメッセージを観客に届けます。

「本日はご来場いただきありがとうございます。いよいよ卒業なんだなって実感してきて凄く寂しいです。でも10代というかけがえのない時間をここで過ごせたことは私にとって本当に人生の宝物になったと思います」

またつづけて、「家族」と語るミモザーヌへの思いを語りました。

「美しく咲き誇って、美しいときに散っていく桜のように、そんな儚い少女たちをこれからも温かく見守っていただけたら幸いです。私はここで、『人の繋がりって本当に素敵だな』と何度も思いました。だからみんなには人と人をつなぐ架け橋となるようなグループになっていってくれたら嬉しいなと思っています。これからも少女歌劇団の未来を私は全力で応援していくので、これからもどうかよろしくお願いします。本当にありがとうございました」

きくたのメッセージが終わると、観客からは万雷の拍手が注がれます。その後のアンコールでは、団歌『ミモザのように』を、きくたと残るメンバーの全員で大合唱。

きくたの卒業に歌いながら涙をこぼすメンバーも見られましたが、全員で歌いきり、思いの詰まった歌声とともにきくたを送り出していました。